「性」の関係性も変わっていくもの・・・

先日、こんなお話しを聞きました。2005年時点での日本の18〜34歳の独身者のうち、3分の1が童貞や処女であり、さらにその10年後はその割合が43パーセントにも上がったそうです。

 

若い人の間では性的な接触を好まない、億劫だと感じる人の割合がとても多くなっています。そしてこの四半世紀のあいだ、世界的に見ても結婚率が下がり婚期も遅くなっています。

 

その原因はとても一つには括れませんが、一例としては経済的なプレッシャー、ストリーミング配信、テストステロンの減少、出会い系アプリ、選択肢の過多からくる無気力感、キャリア主義、睡眠不足、肥満・・・etc。

 

実感できるものとしては、「ネットにより簡単に社会的、性的な欲求を満たせてしまう」という点が大きいかもしれません。

 

そしてさらに驚かされるのは、学生時代には大いに恋愛をしても良いはずなのですが、キャリア志向、就活対策といった理由で「恋愛にはまってしまう事を恐れる」風潮すらあるというのです・・・。

 

ネットによって満たされる欲求は決して肉体的なものを伴うわけではありません。出会い系アプリ大手の会社のデータによると、アプリ上で異性のプロフィールを見て気に入った人のページをスワイプする回数は世界で1日16億回とのことです。

 

しかし、双方が気に入ってマッチングするのはわずか2600万件、そしてマッチングできたとしてもメッセージのやりとりが出来る保証もないのです。

 

1日のログインの時間は平均1時間半程度、これだけの時間費やして数十人の「気に入った異性」を選んでも、相手が選んでくれる可能性はとても低いとなれば、オンラインでの出逢いなどは期待できない〜と思ってしまうかも。

 

さらにこんな意見もあります。オンラインでの「出逢い」はあまりにも選択肢が多すぎるため「選択肢過多」に陥ってしまい結局は不満だけが残ってしまう・・・ということです。

 

これって、現代のネットを利用した「婚活」にも通づるところがありますよね・・・だからこそ、仲人カウンセラーが間に立つ意味があるのです。

 

ところが「オンライン」での出逢いではなく「オフライン」での出逢いの機会というのはもっと少ないのが現代社会の厳しいところです。

 

なぜオフラインの世界で出逢いの機会が少ないのか? 一例としてこんな話があります。

 

昔、親の世代が若い頃そうしていたように「直接異性をデートに誘う」と現代では「セクハラ」にあたる・・・と考える人の割合が増えているそうです。(特に欧米で)それではそもそも異性に気軽に声をかける事すら難しいですよね。

 

それも含めて現実世界で「どうやって人と出会うのか?」を全然学んで来なかった、学ぶ機会すら無かったという人は、「オンラインでの出逢い」が当たり前となった若い世代では特に多いのです。

 

もちろん一部にはリアルでの出逢いの機会を沢山もって、アクティブに関係性を作っていける若い人もいるはずですが、少数派と言えるかもしれません。

 

婚姻率云々以前の話として、「出逢いの機会」があまりにも少ない現代。異性との接触も少なく、あってもネットを介してのみという状況なれば、「性欲」が減退していく事も仕方ないのかもしれません。確かに性欲が無くなったとしても「生命維持」にはなんの影響もありません。(もちろん種の保存については大問題なのですけど・・・)

 

ストレスが強く、社会的にも不安がつきまとう現代では、「性欲」はいとも簡単に無くなってしまうのです。これは個人的な問題ではなく、誰もが関係する社会全体の重要な問題なのです。

 

婚活において、お相手との「性」の相性は、婚前に確かめる事は出来ない「ルール」なのですが、性的な関係性は環境が変わるといとも簡単に変化するもの・・・結婚後も変化し続けていくものであるという事を、若い世代の皆さんにも知っておいて頂きたいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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